
第1回 安形祐一社長
- 安形祐一さん
- Yuichi Agata
- 大石 るをさん
- Ruo Oishi
大石今日は、第1回ということで、ラグラン社長にインタビューします。

大石今日は、第1回ということで、ラグラン社長にインタビューします。

大石今日はどうぞよろしくお願いします。
第1回目ということで、まずは社名の由来からお伺いしたいと思います。
社名をRaglan(ラグラン)という名前にした理由は何でしょうか。
安形20代のころニュージーランドに少しの間に住んでおり、そこの地名から会社名として使わしていただきました。
思い出いっぱいある地域であると同時に会社の事業活動の根底となる自分の考え方や価値観を教えていただいた場所でもあり、会社名と事業内容のつながりがわかりづらいですが、私たち職員1人ひとりがあるがままの個性あるスタイルで良いと判断して、会社も個性があって良いと判断してこの会社名にしました。
→RagとはIT用語で使われる情報を繋げていくと役目を意味じ、LANとはその有線ケーブルで使用されるケーブル(線)を意味します。
昨今の情報通信社会で、電気、電気通信、というインフラを繋げていく、意味を込めました、、、、嘘です。外国の地名です。
大石以前から社長がサーフィン好きと聞いておりましたが、サーフィンで有名なこの町が好きというお話は一言も出なかったような気が?
それは置いておきまして(笑)
職員一人一人が個性あるスタイルを、というお話は実際、社長を含め皆さんとても個性ある面々の会社であることは確かですね。みなさん、自分らしく生き生きと働いていると感じます。
ところで、社長がいろんな思いをもって創業した当時から数年がたちました。
創業当時からこだわっていたこと、大切に思っていたこと、それらを経営理念というと堅苦しくなってしまいますが、事業を続ける中で今も形骸化せずに残っていること、大事にしている柱は何でしょう。
安形この会社の物語を創っていくことが面白いっと感じています。
それは職員一人ひとりが歩んで出来上がる物語なので、どんな技術を付けて強みに変えて社会に貢献して、振り返ると物語ができてる、これをみんなで価値や経験として出来上がるのが、大切にしているともいえるし、面白いことが柱かもしれないです。
また社会に貢献し続けるには技術も人徳も必要ですが、なによりこの仕事で繋がるすべての人のために一生懸命やろう、それが自分たちの道になる、と言い伝えている大切なことです。
大石「仕事で繋がるすべての人のために一生懸命やろう、それが自分たちの道になる。」
ある意味、当たり前といえば当たり前のことでありながら、この当たり前を大事にしている社長がこの日本に何人いるだろうか?と思ってしまいました。
取引相手や従業員間に比重をつけて悪気もなく差別をする社長を、過去に何人か見てきた私にとっても、日々これを実践しようとしている安形社長はまとっている空気が違います。
この心をもって対峙したとしても、何かがすれちがってうまくいかないこともありますよね。
それでも根幹にその心があるかないかはやはり、かかわる企業や従業員に伝わっていくものだと思います。
大口だけに丁寧で、小さな仕事を適当にやる会社、目立つ仕事をする人だけに笑顔で、黙って掃除をする人に挨拶もしない会社、そういった会社と対極にあると感じます。
社長が大切に考えていることと当然ながら重なってくることですが、ラグランの社風を言い表すとどんな感じでしょうか。
安形挑戦と休憩!心は熱く!行動はコツコツと!
自分たちが持つ技術で貢献できるのか、社会にお役に立てるのか、を根底におき、職員みんなで仕事にチャレンジを続けてきています。
チャレンジして失敗もするけど成功したらみんなで喜ぶ。
困難や失敗があればみんなで協力して助けようと考え行動する。
そんな社風で歩んでます。

大石私から見える社風は、従業員一人一人が問題を抱えたときに素直に言葉に表す風通しのよさを感じます。
愚痴に終わらずその場から次への変化を考える、一人一人の自立的な動きが感じられます。
これもひとえに、社長が大変忙しい中でも一人一人の話を聞いて、先ほどの柱の部分を体現されているからに他ならないと思いました。
では最後の質問です。
グループ会社に、訪問看護と農業法人があります。
株式会社ラグランの他に、この二つの経営をされている背景は何でしょうか。
安形Raglanでは人的経営で技術を活かし活動するなか、事業の一部で地域資源を活用とした地産地消エネルギーを目掛けて活動を進めています。
エネルギーというインフラだけではなく、地域資源でもある農業や農地も豊橋にはあり、この地域資源を有効活用して農と食の事業を進めて人のエネルギーも提供しよう!という考えの元活動をしております。
また人々の生活インフラの支えになるような仕事を目指して活動していますが、この地域に住む人にも目を向けて人を支えていく、包括地域支援の重要性にも気が付き訪問看護ステーションで地域密着で訪問支援活動をしております。
大石ありがとうございます。
地域資源という共通概念の下に、インフラ、農業、人的資本があるというお考えですね。
地域に住む人がその場で助け合って生きていく、永続的で自立的な地方のあり方が見えてきます。
本日はありがとうございました。
これからも、株式会社Raglanは地元の支援をいろんな形で行っていきます。
協働メンバー随時募集中です。
人と人とで仕事を作り出していく、そんな人も会社も大歓迎です。